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ククーシュカ ラップランドの妖精 : ウィキペディア日本語版
ククーシュカ ラップランドの妖精[くくーしゅからっぷらんどのようせい]

ククーシュカ ラップランドの妖精(''The Cuckoo / Kukushka, '')は、2002年ロシア映画。日本では2006年に公開された。
==ストーリー==
第二次世界大戦末期。フィンランド最北の地ラップランドでは、ソヴィエト社会主義共和国連邦とフィンランドが戦争をしていた。
フィンランド軍の兵士であるヴェイッコは懲罰のため、仲間に武装親衛隊の軍服を着せられたうえ岩に鎖でつながれ、置き去りにされてしまった。ヴェイッコは、数日間の格闘の後、鎖を固定していた杭を引き抜き、脱出に成功する。ヴェイッコが彷徨の末に、独りで暮らすサーミ人、アンニの家にたどり着く。
フィンランド語で助けを求めるヴェイッコだが、アンニはサーミ語しか理解できない。サーミ語で答えるアンニの言葉も、ヴェイッコには理解できない。
そこへ、アンニの家の中から一人の男が出てくる。ソ連軍大尉のイワンは、粛正のために連行されていたところを友軍機に誤爆され、重傷を負ったところをアンニに保護されていたのだ。ヴェイッコはイワンに名前を尋ねるが、武装親衛隊の軍服を着たヴェイッコをドイツ人と勘違いしたイワンは、ロシア語で「パショール・ティ」(字幕では「クソくらえ」)と罵る。しかし、ロシア語の理解できないヴェイッコはそれを聞き違えた上にイワンの名前と勘違いし、イワンのことを「ショールティ」(字幕では「クソクラ」)と呼ぶようになる。
互いに言葉が通じない3人は、誤解しあいながらも奇妙な共同生活を始めるが…。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ククーシュカ ラップランドの妖精」の詳細全文を読む



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